Vol. 4 — 空気を、編む
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The fabric used for kitt is defined not only by softness, but by what exists within it — air. In Wakayama, where three generations of knitters have continued refining their craft, comfort is shaped not through excess, but through balance.
kittに初めて触れた人は、よく驚きます。
軽くて、柔らかい。
でも、頼りない感じがしない。
その感覚は、生地の内側に自然と空気が残るよう、長い時間をかけて調整されてきた編み方から生まれています。
空気が残る、生地
kitt 424 ベアループジャージーは、糸のテンションや密度を細かく調整しながら編まれています。
使っている編み機は古いものですが、大切なのは古さそのものではありません。
長い時間をかけて調整され、受け継がれてきたこと。
その積み重ねが、今の生地を作っています。
求めてきたのは、速さでも効率でもありませんでした。
生地が無理なく空気を含み、自然なバランスを保つこと。
驚くほど軽いのに、薄く感じない。
柔らかいのに、形が崩れにくい。
見た目のためではありません。
着たときに、わかることでした。
柔らかさと、その先
柔らかさだけなら、もっと簡単に作れます。
丈夫さだけなら、数字でも測れる。
でも、本当に心地いいものは、その間にある気がしています。
kitt 424 ベアループジャージーは、肌にやさしくありながら、長く着続けられることを大切にしています。
通気性がありながら、薄すぎない。
温かさがありながら、重くない。
最初は、うまく言葉にできないかもしれません。
でも、何度か着て、洗って、また着るうちに、少しずつわかってくる。
そういう生地です。
重さではなく、空気でできた感触
今の生地は、一度の決断で生まれたものではありません。
長い時間をかけた、小さな調整の積み重ねです。
派手な柔らかさでもなく、強すぎる張りでもない。
その間の、ちょうどいいところを探し続けてきました。
洗っても、着続けても、空気感が残る。
その感覚を、大切にしています。
この場所で
和歌山で編まれた生地は、京都に届きます。
下鴨の五叉路に立つ、築100年を超える看板建築。
SMOKEは、その一階にあります。
ここでは、できるだけそのままの形で並べています。
過剰な演出も、余分な説明もなく。
ただ、そのまま置いています。
空気を含み、形を保ち、時間とともに馴染んでいくものとして。
kittは、日本唯一の常設取扱店SMOKEにて、通年お取り扱いしております。
オンラインストアより、京都から世界へお届けします。